偽のアクセスポイント(なりすましAP)は、店舗名と似たSSIDを用意し、偽のログイン画面でIDやパスワードを入力させて個人情報を盗もうとする。暗号化されていない通信は、第三者が内容を傍受できる可能性がある。HTTPSの鍵マーク表示は盗聴への有効な対策だが、偽サイトでも表示されることがあるため、URLの確認も欠かせない。フィッシングなどで利用者を騙す行為は、Googleの広告ポリシーでも禁止されている。日本の公衆Wi-Fiの被害統計は、信頼できる公表データを確認できなかったため、本記事では数値を示さない。
接続前チェックリスト(30秒で確認)
接続する前に、以下の6項目を30秒で確認しよう。一つでも気になる点があれば、接続せずにモバイル回線へ切り替えるのが安全だ。
- SSID名:店舗の公式表記と完全に一致しているか。微妙に違う名前のネットワークには接続しない。
- 認証ページのURL:公式ドメインかどうか確認する。見慣れない文字列は閉じる。
- 鍵マーク:HTTPSの鍵アイコンが表示されているか。表示されないページでは個人情報を入力しない。
- ログイン作業:メール、銀行、SNSへのログインは公衆Wi-Fiでは控える。
- VPNと二段階認証:VPNで通信を暗号化し、重要なアカウントには二段階認証を設定しておく。
- 位置情報:Wi-Fi経由の位置情報収集には事前の用途開示と同意が必要。Googleのポリシーでも求められており、許可の内容を確認してから判断する。
不安なときはモバイル回線へ
偽Wi-Fiの見分けに自信がないときや、仕事や銀行取引など重要度の高い作業をするときは、スマートフォンのモバイルデータ通信やテザリングに切り替えよう。公衆Wi-Fiを使わなければ、なりすましAPや盗聴のリスクそのものを避けられる。切り替えは機内モードやWi-Fiオフで簡単にできる。接続するWi-Fiを選ぶときも、信頼できる店舗の公式情報を確認してから選ぼう。
まとめと注意書き
本記事は一般的な注意点のまとめであり、特定のサービスやアプリの安全性を保証するものではない。チェックリストで100%の安全が得られるわけではない。個人情報保護法などの法律解釈が必要な場合は、専門家に相談しよう。出典:Googleパブリッシャーポリシー(support.google.com/adsense/answer/10502938)