まず実測値を記録します。速度測定サイトで3回測り、平均を目安にしましょう。測る場所はルーターの近くで一度、普段使う場所でもう一度。契約プランの「最大速度」表示と実測値は常に一致するわけではなく、表示はあくまで理論値です。時間帯ごとに測れば、夕方だけ遅いのか、常に遅いのかも判別できます。
STEP2:有線で切り分ける(10分)
パソコンをLANケーブルでルーターに直結して同じ測定をします。有線で速ければ電波の問題、有線でも遅ければ回線や契約プランの問題と絞り込めます。ケーブルを挿すだけで確認できるので、初心者でも安心して試せます。この順番が重要で、無線から始めると原因の特定が難しくなります。
STEP3:原因別チェックリスト
次に、無線側の環境を確認します。ルーターが床や壁際、電子レンジの近くにないか。家族のスマホやテレビなど端末の同時接続が増えていないか。ルーターや端末が古く、新しい規格に対応していないか。この3点だけで原因の多くを絞れます。特定の端末だけで遅い場合は、その端末のWi-Fi設定や再起動を先に試します。
STEP4:今すぐできる改善策
まずルーターの電源を切り、1分待ってから再起動します(5分)。次に置き場所を部屋の中央、壁から離れた棚の上へ変更(10分)。ルーターが5GHzと2.4GHzの両方に対応していれば、混雑する帯域の切替やチャンネル変更も試す価値があります。在宅勤務の時間帯は、使わない端末のWi-Fiを切り、同時接続台数を減らすだけでも改善につながることがあります。
STEP5:それでも遅い場合
ここまでで直らなければ、ルーター買い替えや契約プランの見直しを検討します。ただし本記事では料金・速度の数値を示せないため、各社公式サイトやサポートページで必ず確認してください。地域や住宅構造、同時接続状況によって結果は異なります。買い替えやプラン変更の判断は、数日間の実測記録を持って行うと後悔が少なくなります。
まとめ:よくある誤解
「最大速度が遅い」と焦る前に、実測値で切り分けるのが近道です。原因が特定できなければ、無理に買い替えず、通信事業者のサポートに相談しましょう。切り分けの結果を伝えると、解決が早くなります。