毎日の服用状況を、次の3つの視点で振り返ってみましょう。まずは、ここ1〜2週間の服用を思い出しながら確認してみましょう。
- 服用頻度:1週間に何回、市販の頭痛薬を飲んでいるか
- 効果の変化:以前より効きにくくなっていないか、効く時間が短くなっていないか
- 飲む間隔:前回の服用からどれくらいの間隔で、また飲みたくなっているか
市販の頭痛薬を頻繁に使い続けると、かえって頭痛が慢性化する「薬物乱用頭痛」につながる可能性があります。ただし、その判断に必要な診断基準の数値は、現時点で検証済みの情報がないため、この記事では記載しません。あくまで観察の視点として活用してください。毎日飲んでいる場合は、特に注意深く振り返ることが大切です。まずは自分の実感を数値や回数で捉えるところから始めましょう。
頭痛ダイアリーで記録
頭痛が起きた日時、痛みの程度、服用した薬の名前と回数を、ノートやスマートフォンのアプリに記録しましょう。1〜2週間続けると、自分の服用パターンが客観的に見えてきます。「気づかないうちに増えていた」とわかることもあります。この記録は、医師や薬剤師に相談する際の大切な材料になります。相談時には、そのまま見せられるようにしておきましょう。記録の継続が難しければ、飲んだ回数だけでも書き留めてください。記録は1日1行でも構いません。無理なく続けられる形が大切です。
受診・相談のすすめ
飲む頻度が増えている、効き目が落ちていると感じる場合は、かかりつけ医や薬剤師に相談してください。市販薬であっても、自己判断で急にやめるのは避けましょう。中断によってかえって頭痛が強くなったり、別の症状が出たりする可能性があるため、必ず専門家の指示をあおいでください。受診の際には、頭痛ダイアリーと服用している薬を持参すると、スムーズに状況を伝えられます。早めの相談が、頭痛を慢性化させないための近道です。まずは相談から始めてみましょう。
情報の限界について
本記事は医学的な診断・治療の代替ではなく、個別の判断を促すものではありません。個人差や地域差があり、対応は人により異なります。気になる症状がある方、症状が長引く方は、必ず医療機関を受診してください。