Googleの発行者ポリシーは、虚偽・不実・欺瞞的な情報で商品やサービスを宣伝することを禁止し、「儲け話」系の表現も対象としている。特に「無料提供」「現金提供」「採用の約束」など、実現可能性が具体的に示されない約束はポリシー違反の重大な例とされ、1回の違反で1ストライクが付く。
「お得」「効果あり」とだけ伝える曖昧な約束も、内容が明確でなければ通常違反として扱われ、5回の違反で1ストライクとして累積する。成果保証を掲げる提案は、この線引きに触れていないかをまず確認したい。
避けたい表現3パターン
| 表現タイプ | 具体例 | ポリシー上の扱い |
|---|
| 実現不可能な確定的約束 | 無料提供・現金提供・採用の約束 | 重大違反(1回で1ストライク) |
| 不合理な安値の提示 | 1000ドルの新車などの異常な安値 | 重大違反(1回で1ストライク) |
| 曖昧で不明確な約束 | 中身のない「お近くの医師リスト」等の情報提供 | 通常違反(5回で1ストライク) |
| 上の表の通り、実現不可能な確定的約束と異常な安値は重大違反で、曖昧な約束も通常違反として積み重なる。加えて、クリックや検索への報酬提供による誘導や、広告をメニューやナビゲーションと誤認させる配置も禁止行為とされている。 | | |
代理店提案を評価するチェックリスト
成果保証の有無だけで判断せず、次の4点を確認してほしい。①実績の根拠(数字の出典が示せるか)②KPIの定義(何を成果とするか)③ランディングページの品質④契約条項の具体性。成果保証そのものより、測定可能なKPIと改善プロセスを確認するのが現実的だ。
オンライン広告を利用する以上、ランディングページはGoogleの品質ガイドラインに従う必要がある。また、広告を表示するサイトには、データ収集・共有・使用を明示するプライバシーポリシーが求められる。この2点を整えずに成果だけを約束する提案は疑ってよい。
安全な始め方
推奨する進め方は、少額テストで始め、計測設計を整えてから段階的に対象を広げる方法だ。初回から大きな成果を求めるのではなく、データが取れる体制を作るのが優先になる。
なお、本記事は一般的な情報提供であり、法的助言ではない。数値的な成果を保証するものではない点にも留意してほしい。ポリシーは随時変更されるため最新情報を公式サイトで確認し、契約判断は弁護士等の専門家に相談することを勧める。